オレンジの絞りかすにならないで

2018年2月25日

女性の肌と切ってもきれない問題のひとつ、恋愛。
できることなら素敵な恋愛、楽しい恋愛しかしたくないけれど、なかなかそうはいかないのが人生・・。

長く生きればそれだけ、いろいろな愛を知っていくことになるけれど、どんな人にも共通して私が伝えたいのは、女性が心に持っているオレンジの実を大切にしてほしいということです。

どういうことかというと・・

私には高校時代、とても仲の良かった友人がいました。
彼女は結婚しようとしていたステディがいましたが、結婚式直前に現れた男性を好きになってしまい、もう結婚式のご案内を出した後でしたが、やはりこんな気持ちではできないと、結婚を取り消してしまったのです。

そしてその新しく現れた男性はというと、彼女を幸せにするという言葉はなかったかのように、逃げるように海外赴任、そしてさよならを彼女に告げてきました。

友達は本当に素晴らしく優しい気立ての人でしたから、どんなに傷ついてしまったか・・
しばらくはいくら好きになった人が現れたとはいえ、結婚式を挙げるつもりだった優しい恋人を捨て、心変わりしてしまった自分自身を誰よりも信じられない人間だと思うようになり、自分が嫌いになり、鬱になってしまったようです。

その後、先のない恋愛を数年して終わらせるということもあったようで、20数年ぶりに会った彼女はなんともいえない肌をしていました。

それをどう例えたらいいでしょう・・

吹き出物があるとか、シミがあるとか、やつれたとか、そんなことではありません。
そういう意味ではとてもきれいな肌なのです。
とても綺麗な人なのです。

ただ、「もう恋愛はいいかな・・」と言った彼女をみていて浮かんだのは、絞りきってしまったオレンジでした。

心の中にある瑞々しい感性や、フレッシュさ、元気、躍動感、いい香り、ビタミン・・
若々しい生命のエネルギーの波動が一切なくなって、ころんと横に捨てられたオレンジの皮のようでした。

私は彼女が経験した例えようのない寂しさや悲しみを、その肌から受けとめた気持ちがしました。

そして彼女には「そんなことを言わないで、次こそほんとの人を見つけてね」と懇願しました。

そのあと、彼女はどうしたでしょう・・
連絡が途絶えてしまって、もう居場所が分からなくなってしまいましたが、今頃は素敵な人を見つけたでしょうか。

恋愛に正しいも正しくないもありません。

ただ、どんな恋愛であっても、一番大切なのは果実である自分自身の心だということ。
死ぬまで誰でもこの心の果実は、腐ることもなければ衰えることもなく、生涯フレッシュなままです。

それを絞り切ってしまうようなことだけはやめましょう。

そしてもし、今の自分がそうであるという人は、オレンジの木にもう一つ、いえもう二つや三つは新しいオレンジの実をつけましょう。

大丈夫!少し休めばいくらだって、元気なオレンジの実がなります。

ゆっくりお肌の手入れをして心と体を休めたら、また胸を張って、美味しくて元気で、素敵な実をつけていきましょう。
私はいつでも、そんなあなたを応援しています。