欧米と日本のコスメ事情はどう違う?

2018年2月3日

お化粧品が大好きで海外ブランドに詳しい方も、もしかしたら日本のコスメ技術が、世界よりずっとすごいということをご存知ない方も多いかもしれません。

実は洗顔や美白についての意識が高いのは、日本の女性が世界で一番だといわれているのです。

特に化粧水と美白については他国とは比較にならないほど、日本の女性たちは大きなこだわりと美意識を持っているようで、それは世界中の化粧品メーカーの専門家たちも驚くほど。

今日は欧米と日本女性のスキンケアや、重視している点の違いについてまとめてみたいと思います。

ヨーロッパ女性

 

アメリカやヨーロッパの女性たちと、私達日本人のスキンケアの違いで一番大きなものは「洗顔」
ということをご存知でしょうか。

実は私たちほど欧米の女性たちは洗顔をしません。

私達は「洗顔料」がとても身近ですが、ヨーロッパでは水が硬質でミネラル分が多く、泡があまりたたないので洗顔料を使う習慣が根付かないのです。

えっ!でもそれじゃぁフランスの女の人たちは、メイク落としをするときなんかはどうするの??
と思いますよね。

フランスの女性たちは一般的にはミルククレンジングを使っています。

顔全体にミルククレンジングをなじませます。

でもそのあと、私たちが水で洗い流すところを、トーニングローションでふき取る方が大多数のようです。
しかも、このミルククレンジング&ふき取りをしっかりするのは夜だけで、朝はさっと水で顔を洗うだけか、または何もしないという人も多いのです。

パリの人々
そのため日本で「ローション」というと「洗顔した後、水分を潤いを与えるために使う化粧水」というイメージがありますが、ヨーロッパの女性に「ローション」というと「ああ、ミルククレンジングの後にふき取りをするトーニングローションのことね」と思われてしまい、アルコール分の入った、スーっとした感じのものをイメージされてしまいます。

何度か知り合いのフランスの女性にふつうの化粧水(ローション)の話をしたことがありますが、「???」といった感じでした。

私達のように、しっかりきっちりメイクオフをすることが重要と思って生きてきたのとは全然違うんだなぁ。。と思ったのですが、もっと驚いたのはそのあとです。

なんとミルククレンジングしてローションでふき取ったら次にクリームを塗って終わり。という人がほとんどなようなのです。(彼女の話によると、家族も友人も周りの人、みんなほとんどそんな感じよ。と言っていました。)

そしてもう一つ、わたしにとって衝撃的だったのは、彼女たちが「しみ」にこだわってないということ。

もちろん紫外線防止はしっかり考えて、日焼け止めを顔に塗ったり、メイク用品にそれぞれSPFもきちんと入っていますが、日本人ほどシミがかっこ悪いとあまり感じていないようなところがあります。

なにしろ一年中めったにお日様が出てきてくれず、バカンスには少しでも太陽の浴びられるところに行き、なるべくテラコッタ色に肌を焼くのがステイタスとされているので、今でもその感性は残っていて、日焼けしていない=貧乏くさいというイメージが残っているようです。

そのため「美白」という概念があまりないようなのです。

シミをなるべくなくして綺麗な肌に近づけていきたい・・という私たち日本女性の気持ちはヨーロッパ女性にとってはかなり「謎」のようで、「ホワイトニング」というと、マイケルジャクソンが色素を抜いたようなブリーチの施術のことをイメージしてしまうようなのです。( ;∀;)

本当に国が変わればスキンケアも考え方も、それからこだわりも、全く変わってくるのだな・・と思います。

以前私が一人でパリを旅していた時、一番驚いたのはスーパーで水やジュースを買うよりワインのほうが安かったことでした。

パリジェンヌの写真
道端で物乞いをしている人がワインの瓶をよこに置いていたり、その少し離れたところでは音楽を演奏している人がいたりして、なんだか物乞いをするのも全然悪くなさそうだな・・なんて思ったりしました。

(さらにパン屋さんでパンを買おうとしていたら、物乞いの人も列の後ろに並んで、パンの耳をください、とお願いしているのも驚きました。ここのパンとワインで、360度素晴らしい景色の道端に座って生演奏を聴けるのかぁ~~!!本気で超羨ましい!と思ってしまいました。)

シミやしわに対して一生懸命にケアする気持ちはとても良いのですが、でもそのこだわりは
もしかしたら、小さな自分だけの世界のこだわりかもしれません。

「日本の常識は世界の常識ではない」ということを頭において、肩の力を抜いて楽しみながら、ゆったりスキンケアを続けていきたいなと思っています。