フランス人女性が太らない秘密とは?

2018年5月27日

アメリカに行ったとき、すごく感じたことがあります。
それは私達が「太ってる」って思っているのはアメリカ人からしたら「きわめてふつうか、痩せてるほう」ってこと・・。

アメリカ人の太っている基準

地下鉄のエスカレーターに乗った時、目の前の女性が多分100キロちかくあったんじゃないかな??と思う位ふくよかな方だったのですが、私が驚いたのはそんなことではなくて、ZARAで買ったような、ぴちぴちのTシャツを着ていたことでした。

お腹の段が6個くらい、おおきな階段になっちゃっているし、二の腕なんかも、もしかしたら私たちのふくらはぎよりも太かったんですけれど、そんな小さなことなんて宇宙のチリ位、おかまいなし!!
そして横にはダーリンが立っていて、ダーリンはもう少しスリムでしたけど、腕を組んでふたりはとってもラブラブでした。

その時、私はおもいました。
この人はきっと、とってもチャーミングなハートの人なんだ!だから特別なんだわ・・

でも一日に何十人もこんな体型で、それを隠そうなんて全く考えていないような、おおらかで楽しそうな女性が、カップルで楽しそうに歩いてるのを見続けるうちに、だんだんと目が慣れてきて、それからだんだん気にならなくなってきて、帰るころには「太ってるなんてのはただの個性!!」としか思わなくなっていました。

そして、つくづく思ったのです。日本女性は奥ゆかしすぎるのだ!と。


だいたいあのチュニックだって、女性の二の腕の気になる箇所が見えないように長めの半袖になっていて、お腹も太っているのがわからないようにふわっとして欠点をカバーしてくれますが、あんなものを着てるニューヨーカーは一人もいませんでした。(そもそも売っていない)

若干太っていても、それがなに!?って感じで体にぴったりのシャツをバーンと着ています。
私は、日本女性は人の目に気を使いすぎるのかも・・と思ってしまいました。

ところが今度はフランスに行ったときです。
私は謎すぎて、全身が固まってしまいました。
この国には肥満の人はいないの??どうして??

フランスでは肥満の人を見かけない

空港も、街も、メトロも、店もレストランも、カフェも、スーパーも・・どこに行っても太っている人を一人も見かけないのです。
レストランのシェフで恰幅の良い方は見ましたが、肥満というのとは違いました。

パリの駅  
結局帰国するまで、一人も本当に太った人を見かけなかったのです。

私は帰国してすぐに、フランス人の彼氏がいるCAの友達にそのことを話しました。
彼女も「たしかにフランスは太っている人はいないわね~」と言うのです。

やっぱりそうでしょう??でも何故なの??と聞いたのですが、彼女もわからないようでした。

そして私にとってそれは「謎」のまま、私の謎ボックス(これはずっと何故?と、なぜなぜ坊やのように探し続けてもどうしてもわからなかった時に、いったんしまわれます)にしまわれたのですが、先日ある本を読んだらフランス女性が太らない理由について書いてあったのです。

フランス人の食事は空腹を満たすことよりもコミュニケーション

まず一つ目は、フランスでは「空腹を解消させるために食事をとる」というよりも、「食事を通して家族や友人とのコミュニケーションを深めること」のほうをずっと重要視しているそうです。

そのためゆっくり時間をかけて、しゃべりながらよく噛んで食べているので、満福中枢を刺激して食べすぎを防ぐことにつながっているようです。

二つ目はチーズ大国のフランスはチーズがとても安く、さらに水よりもワインのほうが安いくらい、ワインが豊富でよく飲まれています。

チーズ+ワインの定番コンビは必ず食事に出てきますが、チーズに含まれるビタミンB群とワインに含まれるポリフェノールを同時に接収することで、中性脂肪を下げる効果があるということです。

三つめは牡蛎の消費量が世界でもトップクラスで、非常によく食べられています。
牡蛎には代謝のサポートに欠かせないたんぱく質や、むくみ解消に効果があるミネラル類が沢山含まれているので、これが肥満防止に効果的だそうです。

フランス人家庭のデザートは

四つ目はデザートです。
シャンゼリゼ通りのマクドナルドは洒落たマカロンまで売っていて私は驚きましたが、どこを歩いても美しくて綺麗なお菓子屋さんがいっぱいありました。
さぞかしみんな毎日食べているのだろうな・・と思ったら、とんでもないのです。

フランスの家庭ではメイン料理を、日によって豆か、肉か、魚か、と変える家が多く、肉や油物を控えて野菜スープやサラダがメインの日があったりと意外とヘルシーな食生活を送っていて、食後にデザートを食べる習慣がありますがそれも毎日ではなく、せいぜい週に一度の特別のものと考えられているようです。

「体が欲しているものを必要な分だけ食べる」ということがフランス人にとって、あたりまえのことになっているそうなのです。

レトロな建造物は運動量が増える

さらにフランス人は車にあまり乗りません。
移動手段はメトロと徒歩が最も多く、昔ながらのエレベーターのない建造物や建物が多いので、階段を利用する習慣が普通にあるそうなのです。
それで自然と運動量が増えるということになります。

ダイエットをする、という以前に、ダイエットは必要のない生活習慣になってしまっているということなのです。

やはり習慣が変わると行動が変わり、行動が変わると結果も変わるんだな・・と感じました。

フランスの女性もアメリカの女性も日本の女性も魅力的ですし、太っていることはただの個性と私は思います。

あとは自分自身がどの体型が心地よいかな・・ってことなのかもしれませんね。

太っていても痩せていても、自分が心地よくて自分らしくいられればそれが最高なんじゃないかなと私はおもいます。

でもフランス女性が太らない秘密がわかり、私の謎ボックスからようやくひとつ謎が消えて、とってもすっきりしました。(*´▽`*)

そしてあんなに美味しそうなお菓子やケーキ、マカロンが売っているのに、フランスの家庭では週に何度もデザートを食べないことも、とても驚きました。
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