硬水軟水どちらがダイエットや美肌に効果的?種類と効果は・・?

突然ですが、あなたはお水は好きですか?

私は大好きです。

とくに日本の水は、たとえ水道水でも、なんて美味しいんだろうって思います。

なんでもそうですが、いつでもあって当たり前のものって、本当に感謝を忘れてしまいがちです。

日本のように美味しい水が無料で水道の蛇口から飲めるのは、本当にとても恵まれていることだと思います。

風景

よく「水が合う」って言いますよね。

人との間でも「なんか水が合うんだよね」って言葉を使います。
それぐらい、水って命と直結しているものです。

無意識に飲める。違和感なくお腹に入る。違和感なくおいしいって思える。

それってすごいことなんじゃないかな・・って思うのです。

今日は硬水と軟水ってどう違うのか
ダイエットにはやっぱり硬水のほうが効き目があるのか
美肌のためにはどちらのほうが効果的なのか
お料理に使った場合、コーヒーや飲み物に使った場合はどちらがおいしくできるのか
日本の料理は硬水、軟水で作るとどっちが美味しいのか・・??

ということについて書いてみたいと思います。

お水についてなるべく簡単に書いていきますので、小さなミニ知識として、ぜひ覚えておいてくださいね♪

硬水と軟水とは?特徴と違い

ミネラルウォーターなど飲料水でよく【軟水】や【硬水】と言われますが、この軟水と硬水の違いはどこにあるのでしょうか?

その基準となるのが、水1リットル中に含まれている「カルシウムイオン」と「マグネシウムイオン」の量を表す【硬度】と呼ばれるものです。
この
硬度が低い水を【軟水】、高い水を【硬水】というように分類しているわけです。

ちなみに日本のこの美味しい水は、沖縄の一部の地域を除けば、ほとんどが硬度が100mg/L未満という軟水です。

ヨーロッパの水はとても硬度が高い傾向があります。

その特徴は

【軟水】
・口当たりが柔らかく、さっぱりしていている。
・緑茶を入れると、色やきれい。風味が出やすく、まろやかな味になる。
・旨み成分を引き出しやすい。煮炊きの多い日本のお料理に適している。
・石けんや洗剤が泡立ちやすい。

【硬水】
・のどごしが硬い。しっかりした飲みごたえを感じる。
・緑茶を入れると、色や風味が出にくい。いまひとつまろやかな風味にならない。
・和風料理にはあまり適さない気がする。
・ご飯もパエリアなどのように味がついているものを炊くときなら大丈夫。
・石けんや洗剤が泡立ちにくい。

ということがあげられるとおもいます。

日本の水のほとんどが軟水で、ヨーロッパやアメリカには硬水が多いです。
これは大地を形成する地殻物質が異なるからです。

山

天然水は地中にしみ込んだ雪や雨水が地層中で汚れやゴミを濾過し、地層中のミネラルを吸い取って湧き出しています。

日本は国土が狭く、地層に浸透する時間が短く、ヨーロッパや北米の大陸では地層に接する時間が長いことが、硬水と軟水を生み出す要因のひとつとされています。

参考文献 『万病を防ぐ「水」の飲み方・選び方』(講談社+α文庫)

硬水はダイエットに効果的?

よくセレブの方々やモデルさんがダイエットのために、コントレックスなどのお水を持ち歩いて飲んでいらっしゃいますよね。

例えばフランスのコントレックスの水。
私もミーハーなので、若い頃ハマりました・・(汗)

ELLE JAPANのモデルさんたちが全員御用達だとかで、そんなにいいものなら絶対飲んでみよう!と思って、成城石井で買い込んだことも。。(笑)

でも、飲んでびっくり!!

固い。
高いのに、あんまりおいしくない。
吸収されるというよりは入れる、という感じ。
無意識に飲んじゃう・・というのではなく、がんばって飲まなくちゃ・・という感じ。

あれ~~・・こんなのなの??って思いました。

ただ、硬水の良いところは、ミネラルが豊富なことです。

たとえばコントレックス一本で牛乳瓶一本分のカルシウムとアーモンド9粒分のマグネシウムを摂取することができます。

また、お通じがよくなる(人によっては下痢してしまう)ことがあります。

すこしお腹に違和感もあるので、沢山飲むと、もたれるような感じで食欲が抑えられる気がします。
それでダイエットにはおすすめされているのです。

でも・・私は美味しいものが大好きなので、、こういうふうに無理をして食べたり飲んだりすることは結局続きませんでした・・。( ;∀;)

その軟水に足りない分のミネラルは「わかめのお味噌汁を飲んだりすればいいし・・」と思ってしまうんです。

でも私はいまでも、やっぱりそれで良いと思っています。

生まれた国のお水は、やはり私たちの肌に合っていて体にも合っていると思うし、無理して外国の硬水を買ってきて飲むよりも、新鮮な日本のお水をたっぷり飲んでいきたいな、と思うんです。

そうやって自然に新陳代謝を高めていくことのほうが、きっとずっと、美肌にも健康にも良いと思っているのです。

硬水でお茶を入れたりお料理に使うとどうなる??

ここからは、完全に私の感じたことなのですが・・。

お料理研究家の方は、もしかしたら違うことを言われたり、書かれたりしているかもしれませんが
私の感じたことを素直に書かせていただきますね。

お茶もお料理も、普通の日本のお水(つまり軟水)を使ったほうがずっと美味しくできると感じました。

私はコントレックスを飲みきれないや・・と即判断し(基本ダイエットの根性が足りてません・・(;’∀’)汗)
普通にお料理に使っちゃおうと思ったのです。

最初はそれで、煮物に使ってみました。

結果・・全然美味しくできませんでした。

和食は「引き算の料理」と言われますが、結局ダシを取るのは、水にひたして取るのです。

つまり、水のおいしさをさらに変化させて、美味しい汁に変えていくのです。

素材の味が、水に溶け込んでできていくのですから、そもそもの水が美味しくなかったら、美味しい煮物はできないと思いました。

煮炊きの多い日本料理は、この日本の軟水があってこそなのだな・・と感じました。

日本人にとって、綺麗な澄んだ水は全てのお料理の基本にあると思います。

もし海外で美味しい日本食を作るのなら、日本のお水を持っていかなくてはできないだろうなと感じます。

また日本茶をいれた時は、本当に味の差を感じました。
まろやかさが全く違います。
日本の水の軟水のほうが色も青々として美しく、風味も良く美味しかったです。

紅茶も、やっぱり日本の軟水のほうが美味しいと感じました。
緑茶よりは違いはわからないのですが、それでも柔らかさがない気がしました。

そんなわけで、私はこれは生で飲むのも大変だし、お料理に使っても美味しくない!と感じ・・
最後はどうしたかというと・・

オブジェとしてお洒落に飾ることにしました。(爆)←そっち!?

なんだか外国の硬水に悪いことばかり書いてしまったようで申し訳ない気がします・・(;_:)
コントレックスに罪なんてもちろんないです。

でも私たちは、本当に本当に、美味しい水をいつでも安全に、そして無料で飲める
素晴らしい国に住んでいるんだなと思います。

日本の豊かな水や自然を大切にしながら、なるべく1日に1・5リットル位のお水を取るように意識して、綺麗な肌や血液を作っていきたいなと考えています。

岐阜県奥美濃地方で産出される、ミネラルたっぷりの天然鉱石を使ったパックの記事もあります