マリオネットラインを消すには!?原因と解消法を探ってみた

2018年4月24日

今日は口元の悩みの「マリオネットライン」について書いていこうと思います。

先日友人が「困ったなぁ・・最近ほうれい線が二つできちゃってね~・・」と言いました。

「え?ほうれい線が二重になっちゃったの!?」
「うん。なんだか一気に気分がふさいじゃうのよ~!年だわぁって感じでね~・・」

カフェで話す女性

電話だったので、最初意味がわからなかったのですが、どうやら彼女の言っているのはほうれい線ではなくて「マリオネットライン」のことのようです。

「それって・・ほうれい線が二重になったんじゃなくて、マリオネットラインのことじゃないかな!?」

「マリオネットライン?」

「唇のはしっこにあって、下向きの線ができたってことじゃない??」

「うん!それのことよ」

友人はマリオネットラインをほうれい線のミニ版と勘違いしてしまったようです。

マリオネットラインも顔のしわの一つです。

そこで今日はマリオネットラインとはどんなものか、マリオネットラインのできる原因は何か、できないための対策方法と、もしできてしまった場合どんな解消法があるかを書いていきたいと思います。

マリオネットラインとは?

マリオネットラインって、初めて聞く方もいるでしょうか?

マリオネットラインとは、唇の両脇からあごに向かって伸びる2本の線のことです。

30代の後半から40代くらいで目立ってくることが多いそうです

人形劇に使われるあやつり人形に「マリオネット」ってありますよね!
あのマリオネットは、口をパクパクさせるために、口元に線が入っています。

あの線に似ていることから、こう呼ばれるようになりました。

また、マリオネットラインは、ほうれい線(ほうれい線は鼻の両脇から唇の両端にかけてできます)の下にできるので、別名「二重ほうれい線」とも呼ばれているそうです。

ほうれい線は誰にでもあり、笑った時にチャームポイントになると思いますが、マリオネットラインはうっすらとあるだけでなんとなく老け顔に見えてしまいます。

私も「ほうれい線」対策というのは若い頃からするものだ・・ということは知っていましたが、マリオネットライン対策は、あまり意識してきませんでした。

もしかするとマリオネットラインの対策は、ほうれい線対策よりずっと大事な、筆頭アンチエイジングケアなのかもしれません。

マリオネットラインの原因

マリオネットラインはどうしてできるのでしょう?

マリオネットラインができる原因には、主に3つの原因があるといわれています。

その中で一番大きいのは、実は加齢ではありません。
心がけだけでも全然違ってくるのです。

マリオネットラインが出現する原因

1・表情筋の衰え

笑顔が少ない

無表情。または表情が乏しい

よく噛まずに食べてしまう

★いつも口角が下に向かっていてへの字になっている

歯の噛み合わせが悪いまたは片側だけで噛む癖がある

首が前のめりになっているような姿勢が多い

筋肉って使わなければどんどん落ちてしまいます。
ここにあげたものは全部、気をつければ回避することができますね。

無意識に何かに集中しているときも、口角が上がっているような習慣にしていきたいですね。

無表情な人

2・肌の乾燥

これはもう、言わずもがな・・ですね。

肌の水分量が減少すると、ハリや弾力が失われ、表情じわはすぐにできてしまいます。

正常な状態であれば、口元の筋肉が動いた時、弾力によってハリを保つことができるのですが、肌が乾燥していると弾力が失われるため、刻まれたシワがなかなか元に戻りません。

そしてどんどん大きく深いしわになっていってしまいます。

なるべく早めにと浅いうちからケアしている方は、何十年も先にはずっと違った結果になっているのです。

3・老廃物の蓄積

口周りやあごの周辺には老廃物が溜まりやすい傾向にあります。

許容量を超えて老廃物が蓄積してしまうと、口元の筋肉が固くなり、口角が下がってしまいます。

これもマリオネットラインの出現するひとつの原因とされています。

マリオネットラインを改善するには?

欧米人に比べて顔の表情が乏しいとされる日本人は、表情筋を20%程度しか使っていないと言われています。

やっぱりシャイなんですね・・。
外国に行くとデスチャーと相手の顔だけで、だいたい通じますものね。

そういえばよく笑っている人って、表情があまり止まっていないからか、ほうれい線のことなんて気になったことがありません。

使わないままでいると表情筋はどんどん衰え、重力に負けてしまいます。
衰えるのは口まわりだけではありません。
全体的に顔中の筋肉が落ちてしまいます。

表情筋は鍛えるというよりも、普段の生活の中でいっぱい笑ったりできれば、それが一番良いと思います。
でも仕事などで、日中それどころではない方も大勢いらっしゃいますよね。

オフィスで一日中パソコンで作業している場合、どうやって表情筋を鍛えるの・・??って感じではないでしょうか?(汗)

そこで表情筋のエクササイズです。とにかく簡単で効果のあるものが一番ですね。

1・表情筋のエクササイズ「あいうえお」体操

これは本当に簡単です。

1・口を大きく開いて「あ」の状態にする
2・口を思い切り横に伸ばして「い」の状態にする
3・口をキュッと突き出すように「う」の状態にする
4・口を下の方に大きく開けて「え」の状態にする
5・口を前に出すように大きく開けて「お」の状態にする

なんだか「おかあさんといっしょ」の歌のお兄さんみたいですけど、これはとっても効果があるそうです。( *´艸`)

声をださなくてもいいので、ちょっと口が痛くなってしまうくらい大きな口で、お風呂の中とか思いついた時にやってみましょう。

頬をふくらまして左右に動かす

これも超簡単です。あっぷっぷ!の形で頬っぺたをふくらませたら、その空気を右の頬→左の頬と
動かします。

(これは小さな子がいたら、何をして遊んでいるの?と言われてしまいそうですね)

口元に溜まった老廃物を流す

これもまた、信じられないほど簡単です。

あごを親指と中指、人差し指でつまみ、軽く、力をいれないで左右に揺らすだけです。
これで、口元の筋肉のコリが取れ、老廃物の排出が期待できます。

この小さなことを毎日続けるだけで、口元の筋肉UPや老廃物の排出効果などが期待できます。

マリオネットラインはマッサージで消える?

マッサージって本当に奥が深くて、文字で読んだり、写真を見たり、動画で見て挑戦してみても、実際にその力加減はすごく難しいと思います。

そして一番怖いのは、その摩擦がシミの原因になってしまうことです。

顔のマッサージは力を強く入れ過ぎたり長時間やり過ぎると、コラーゲンの繊維が破壊され、たるみやシワを助長してしまうことすらあるので、細心の注意が必要ですね。

このマリオネットラインを消していく場合のマッサージですが、これは普通のマッサージとはちょっと違います。

指の腹で、やさしく美容液をつけ、その時に口元のマリオネットラインの下から上に、トン・トン・トン・トン・・とツボをおすようにして5か所押して入れていきます。

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その時、指先を置いて10秒くらいそっと押しこみ、そのまま浸透させていきます。
こうしていくことで、ただ表面に伸ばしていった場合より、格段の効果があります。

もしかしたら、ほうれい線よりも年齢を感じさせてしまうかもしれないマリオネットラインは
日頃の注意やエクササイズとお手入れで、効果的に予防することができます。

ゆっくりと気長にお手入れを続けていけたらいいですね。

私はマリオネットラインの予防に、これを使っています。
とっても伸びが良くて、2滴でも充分に顔やほうれい線、マリオネットラインにもいきわたり、首元のケアまでできてしまいます。
良かったら参考にしてくださいね。