ほうれい線はマッサージで予防できる?なくすための毎日の習慣とは?
知らないうちに口元にできるほうれい線。
美容外科で圧倒的に治療する方が多いのも、このほうれい線へのヒアルロン酸注射だといいます。
ただヒアルロン酸注射は、効果が一年くらい続くものはかなり高額になること、その後も状態をkeepするためには定期的に注射に通い続けていかなくてはならないということがあります。
また何度も注入すると、ヒアルロン酸は下に溜まりやすい性質があり、顔全体のバランスが崩れる傾向が多いようですので、腕のいい医師を選ぶ必要もあるようです。
相当なお金がなければ、やはり芸能人のような肌の状態はkeepできないんですね・・
でも私達の肌の悩みって、ほうれい線だけではありませんよね!
ほかにもシミだったり、目元のエイジングサインだったり、輪郭だったり、小顔になりたかったり、しわだったり・・といっぱいあって、ほうれい線だけで問題が解決しないというのも事実です。
そこで今回は自分で簡単にできるほうれい線対策のツボ押しやマッサージ、心がける習慣を調べてみました。
今はほうれい線対策の、顔ヨガのビデオまで出ているようですが、なかなかほうれい線だけのために毎日時間をとるのは難しいと思うので、私でも続けられるような簡単なものばかりに絞ってまとめていきます。
ほうれい線の原因はたるみや表情筋の衰え、加齢から
この記事の目次
以前の記事でほうれい線はどうしてできるのか、その理由について書きました。
今日は具体的にマッサージやトレーニングをする場合に、目的に沿ったトレーニングを書いていきたいと思います。
ほうれい線のたるみがむくみからきている場合
運動不足、塩分やアルコールの取りすぎで顔がむくんでしまうと、顔の血流が悪くなります。
血流が悪くなってリンパの流れが滞ると、水分がたまっていきむくみの原因になります。
すると老廃物が溜まりやすくなり、ほうれい線ができやすくなってしまうのです。
また、このむくみが繰り返し起こると肌のハリがなくなり、重力によって肌が下に垂れてしまいます。ほうれい線のたるみがむくみからおこっている場合、このような特徴があります。
なんとなく鏡をみてもパッとしない。
顔がむくんでいるように感じる。
頬やあごのあたりの線がぼんやりしていて、ビシッとしていない。
そしてさらに、ほうれい線も目立っている・・
そんなむくみからほうれい線が深くなってきている方の場合に効果的な方法はツボ押しです。
ほうれい線のツボ押し運動
口もとのリンパの流れを良くするために、以下のような「ツボ押し運動」が効果的です。
1・口角の外側にあるツボ(地倉ちそう)を押す
★<ツボの場所> 口角の外側にあるツボ。両手の人差し指を使います。
★<押し方>心地いいくらいの力加減で、ゆっくりと押します。 左右同時に5秒間押し、ゆっくりと離しましょう。それを5回続けます。
口角も自然と上がり、いつも笑顔で好印象な雰囲気にもなっていきます。
2・ダイレクトにほうれい線解消に効くツボ(巨りょうこりょう)を押す
★<ツボの場所> 鼻の両脇、小鼻の外側と黒目からまっすぐ下に下ろした線が交わうところにあるツボ。
★<押し方>人差し指のはらを使い、指を垂直に軽く押します。
左右同時に5秒間押し、ゆっくりと離すを5回続けます。
頬のむくみやたるみが取れるツボです。とっても簡単なので、ぜひ続けてくださいね。
オフィスの休憩時間や、お風呂の中、車の中・・いつでもどこでもできますね。
またこちらの動画では、整体院の先生がほうれい線をなくすツボをわかりやすく教えてくれていますので、ぜひご覧になってくださいね!
ほうれい線が表情筋の衰えからきている場合のエクササイズ
ほうれい線が表情筋の衰えからきている場合もあります。
その場合、表情筋をしっかり鍛えることで改善されていきます。
お箸をくわえるフェイササイズ
1・お箸をくわえる
2・上下の唇をつけたまま、唇を横に引く
3・そのまま5秒間キープする
4・唇を付けたまま、口角だけを「にっ」と上げてほほ笑むような感じにして5秒キープする
これはアナウンサーの方々もされているトレーニングです。
鏡で正面からお箸をくわえないで、この形で笑ってみてくださいね。
どちらか一方の口角が上がっていて、どちらか一方が下がっていませんか?
多少なら誰でもあるというのですが、この差が顕著だと、少し違和感のある笑顔になります。
じつは、いずれはほうれい線の深さにも大きく影響してしまうのです。
ぜひ、このトレーニングで口元の引き上げ方の力加減を身に着けて、水平で綺麗な上向きの口角と表情筋を鍛え、ほうれい線の予防をしてゆきましょう。
ほうれい線はマッサージで予防できる?
つぎにほうれい線をマッサージで解消できるかということについて書きたいと思います。
私も以前自己流でマッサージをしていましたが、皮膚科の先生にうっすらとある私のシミはマッサージでできてしまったものだろうと言われ、それ以来マッサージを自分で行うのはとても難しいな・・と感じています。
手や美顔器によるマッサージには、顔のたるみ解消やリフトアップ効果は見込めないというのが、皮膚科の先生の考えでした。
むしろ強い力でマッサージすることで肌の組織にダメージを与え、たるみや色素沈着などの原因になるから触らないように・・と言われたのです。
そこで今回、私はマッサージのように顔を上からこするものはやめて点で押すツボ押しと、口の中から舌をまわしていく体操をおすすめします。
これでしたら、皮膚の色素沈着とは無縁だからです。
一日10分の舌回し体操
1. 口を閉じ、舌の先を歯茎と上の歯のあいだに入れます
2. そのまま口の中を大きく時計周りに舌をゆっくり動かします。
3・3回転を1セットとして、逆回転も行ないます
数回繰り返していくことで、口の中の筋肉が鍛えられてほうれい線の対策に効果的です。
ほうれい線を予防する方法
ほうれい線を予防するためには、食べ物・姿勢・そして保湿ケアが3大ポイントです。
バランスのいい食事をよく噛んでたべること。
スマホを見たりするときに猫背になったり、首が前に出ないようにすること。
乾燥は大敵なので、しっかりと肌の保湿をすること。
これも前回の記事にまとめてあります。
今日はほうれい線を予防するためのツボ押しや簡単なエクササイズについてまとめました。
次回は私の使っているほうれい線に効果的な化粧品のことを書いておこうかな‥と思います。