糖化を防ぐことで、しみやシワが改善される!その理由とは?

貴女は焼き菓子やケーキはお好きでしょうか?

先日の日経新聞の別紙にも、おいしそうなモンブランの写真とお店のご紹介が載っていて、思わず目が釘付けになってしまった私。

ケーキ

わ~・・栗のケーキ!美味しそう・・なんて眺めていたら、その裏には「シワとたるみ、糖化が一因」なんて記事が載っていました。

シワやしみは糖化が一因?

私は焼き菓子やマカロンのような、小さくて可愛らしくて、素敵なお菓子が大好き。

もし、そういうものが世の中からなくなってしまったら・・そうしたら生きているのも悲しくなるくらい寂しいことだと思うので、そんなことを望んだりなんてけっしてできません。

マカロン

でも、シワやしみが糖化が原因でできてしまうとしたら・・そのメカニズムというのは一体どういうものなのでしょう。

砂糖は癌や糖尿病、その他万病の元だったり、肌荒れのもとだったり、太ってしまうということはよく知られています。

ただ、甘いものの食べすぎが肌荒れを起こすことは良く知られていても、糖分がシワやたるみにつながっていくということはあまりよく知られていないのではないでしょうか?

糖化は見た目年齢を左右する

よく言われるものに「見た目年齢」というものがあります。

実際の戸籍年齢より、若く見える人。
(ある程度年齢がいくと(実際の)年齢に見えない・・っていうのが、痩せてるとかいうよりも大きな誉め言葉になってきますね)

うん、丁度そのくらいでしょ、って方。
ええっ、もうちょっといってるかと思った~!(汗)・・って方もいますね。

男性は自分の年齢より年上に見られても箔がつくからいいのかな・・?って思っていましたが
それは若いころだけみたいです。

やっぱり男性も自分の年より上に見られてしまうのは辛いそうです。

もちろん、女性は悲しいですよね。

でも女性はお化粧品がついていてくれますし、ヘアスタイルやファッションの効果もあるし、どんな方でもマイナス5歳くらいまでは魅せることができると思います。

でも、その時どうしてもネックになってくるのが肌の衰えです。

できるならここを頑張って若くいられれば、マイナス10歳だって夢じゃないと思うのです。

話がもとにもどりますが、この「糖化」という生体反応は、その進行具合で「見た目年齢を左右」してしまうのです。

糖化は糖+たんぱく質+熱

糖化とは、糖とたんぱく質と、ここに熱が加わったときにできる現象です。

イメージすると・・お砂糖(糖)と、バターと卵(たんぱく質)とオーブン(熱)を使って、焼き菓子を作りますよね。
まさにそのことです。

そしてオーブンでゆっくり焼くとこんがりといい色になります。

この、こんがりいい色になったところが糖化の一例なのです。

クッキー

この一番おいしそうなところの何が悪いの?って思ってしまいますが、これが人の体内でおこると老化が早まるそうなのです。

体内にオーブンなんてないし、ケーキなんて焼かないわ・・って思ってしまいますが、人の体内に入った糖分は血中で余って、組織や細胞を作っているたんぱく質にぺたぺたとくっついてしまうそうです。

くっついたまま体温で温められているので、糖化がおこってきます。
(人間の体温がオーブンなんですね。)

糖分の摂取が少ない人(お菓子やケーキを少ししか食べない人)はまだいいのですが、甘いものが大好きな人はこの量が多かったりして、この状態が毎日続いていきます。

さて、そのくっつかれてしまったたんぱく質は糖まみれになってしまい、劣化してしまいます。

劣化してしまうと、茶褐色の悪玉物質になってしまい(これをAGEといいます)体内のいろいろな組織に運ばれてしまいます。

色々なところに運ばれたAGEは悪さをするんじゃないのかな・・?と思ったらやはりそうで、肌のコラーゲンが糖化すると茶色いシミやしわ、たるみの原因になり、動脈硬化や骨粗しょう症や白内障を引き起こしたりと、まったくいいことなんて一つもない状態になってしまうのです。

糖化を防ぐための食べ方

これが糖化ということの全容なのですが、これを防ぐためにはどうすれば良いでしょう。

まず、一番大切なのは糖分そのものを大量に取らないことになります。

次は食後の血糖値を急激に上げないようにすること(糖質オフのダイエットに似ていますね)
が大切なので、サラダや野菜から食べるようにすること。

さらにとんかつやから揚げなどの油の高温調理したものはAGEが多いので、控えめにすることです。

それと調理法を変えるだけでもまったく違ってくるようです。

AGEは加熱温度が高いほど多く発生してしまうので、なるべく生、蒸す、ゆでる、煮る、炒める、焼く、という順番に料理するようにしておいて、揚げるメニューは最後にするのがよさそうです。
水炊きのAGEが1とすると焼き鳥は6倍、から揚げは10倍になってしまうからなのです。

糖化を防ぐポイント

1・糖分そのものを大量に取らないこと
2・血糖値の上昇を抑えるため、サラダや野菜から食べること
3・から揚げやとんかつなどの揚げ物は控えめにする
4・調理方法は、生→蒸す→ゆでる→煮る→炒める→焼く→揚げる の順です。

甘いものはやめたくないし、少しいただくのはとっても幸せな時間だと思います。

ただ、取りすぎてたるみやシワを作ってしまうようだと、せっかく効果の高い化粧品を使って綺麗になっていく途中に足を引っ張ってしまっては勿体ないですね。

ここはぜひ吟味して、上手に少しづつ、美味しいお菓子をいただくことにしていきたいと思います。

こちらは私が実際に使って、良いと感じたものだけを集めてランキングにしたものです。
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