まつ毛ダニとは!?その症状と原因・治療方法を探る
あなたは「まつ毛ダニ」ってご存知ですか?
私は全然知りませんでした。
まつ毛の伸びる周期について調べていたら、「まつげダニ」という項目があり、それを何の気なしに調べたら、そのまつ毛に住みつく「まつ毛ダニ」の画像が出てきてしまったんです・・。
もう本当に怖くて、心で絶叫してしまいました。
なので、ここにはその写真を貼りません・・。(泣)
今日は絶対に自分におこってはならない「まつ毛ダニ」について書こうとおもいます。
まつ毛ダニってなに!?
この記事の目次
「まつ毛ダニ」は通称の呼び方で、正しくは「デモデックス」というものです。
まつ毛ダニは、なんと5人にひとりが持っていると言われています。
体長は0.35~0.4mmと小さく、肉眼ではわかりづらいですが、顕微鏡を使うと簡単に見つけられます。
もともと「顔ダニ」とも言われていて、顔にいるのが当たり前のダニなのですが、問題は「まつ毛」や「まつ毛の生え際」に寄生して、大量に発生してしまった場合です。
目のトラブルを引き起こし、様々な病気を併発する危険性があります。
そしてそのダニは皮脂やお化粧品・・つまりアイシャドーやマスカラなどを餌にして増殖します。
もう本当に考えただけで怖いですね・・
もしまつ毛ダニがいたらどのような症状になるのでしょう?調べてみました。
要注意!まつ毛ダニがいる場合の症状
不思議なことに、「まつ毛ダニ」がいてもまったく何の自覚症状がないという人もいれば、目が充血する、目の周りがゴロゴロとした違和感がある、かゆみがある・・などの症状がある人もいます。
まつ毛ダニは非常に小さいので、肉眼では見つけることができません。
こんな人には要注意というチェックリストがありますので載せておきますね。
・古いコスメを使用している。していたことがある。
・アイメイクを落とさないで寝てしまうことがある
・アイメイクを落としているつもりだが、落としきれていない
・目のキワぎりぎりや、目の内側にアイライナーをひいている
・ドライアイの症状を感じるようになった
・まつ毛にフケのようなものがついている
・まつ毛の生え際が腫れる。痒い。
・まつ毛が抜けたり、薄くなった。
・目ヤニの大量発生。
・目の周りが赤くなる。乾燥する。
なんだか怖いですね・・。これではだれでも一つは思い当たりそう。。(@_@;)
もし、このような症状が出ているようでしたら、是非眼科に行くことをおすすめします。
検査は3本くらいのまつ毛を顕微鏡で見るだけです。
そして万一、まつ毛ダニにかかってしまったら・・どんな方法でなおすのでしょうか?
まつ毛ダニを駆除する方法
もしも「まつ毛ダニ」にかかってしまったようだったら・・
対処法は2つあります。
1・とりあえず眼科に行く
ほかの病気も併発しているといけないので、やはりこれが一番おすすめです。
たいていはまつ毛専用のシャンプーを処方してくれて、それで一日二回ほど、まつ毛を洗うことで治っていくようです。
朝の起床時と夜の就寝前に使い、最低一週間は続けること。
1・2日で良くなった気がしてもまたすぐに発生してしまうので、症状が治まっても続けていくことです。
長くても10日から14日で駆除できます。
本当に重症な人では、1000人に一人くらい目のふちをメスで切って患部を切除する場合もあるそうですが、普通に生活していたらまずこんなことにはならないでしょう。
2・「アイシャンプー」を購入して自分で駆除する
実はドラックストアなどでも「アイシャンプー」として、手軽に目元専用の洗顔料が売られています。
価格は千円前後です。
アイシャンプーは刺激性がなく、目に入っても痛かったり痒かったりすることがありません。
これをネットや薬局で購入して、一日2回ほど洗浄して治療するのも良さそうです。
そうはいっても、、やはりそうなる前に「まつ毛ダニ」は予防しておきたいですね!
「まつ毛ダニ」を予防するにはどんなことに気をつけていけばよいのでしょう?
まつ毛ダニの予防と退治するためには!?
まずこれは、徹底的にきちんとアイメイクを落とすことにつきます。
目元には、アイシャドウ・アイライナー・マスカラとメイク用品が沢山重なって乗せられています。
目の周りの皮膚を傷つけないように・・とあまりごしごししないようにするのは良いのですが、そのせいでメイクが落としきれないと、「まつげダニ」以外にもいろいろな眼病の原因になってしまいます。
これは結局、お洒落な人ほど気をつけなくてはならないポイントですね。
アイメイクに力を入れている方は、目元専用のクリーナーを使ったり、または顔のメイクを落とす前にしっかりとアイメイクを落としてから、顔のクレンジングをしていきましょう。
特にアイライナーを目のキワに入れている場合は、丁寧にしっかりと落としましょう。
それともう一つは、コンタクトレンズです。
コンタクトの洗浄が不十分だったり、つけたまま眠ってしまうことがあると、とてもリスクが高まります。
しっかりコンタクトの洗浄を行い、古くなったコンタクトは捨てて目を大切にしましょう。
また、まつ毛エクステはやはりほどほどにするのが良さそうです。
長い間まつエクをしていると、どうしても取れないように目元の洗浄が甘くなってしまうようです。
どうしてもまつエクをしたい方の場合は、なるべく薄いメイクの日を作ったり、ノーメイクの日もつくって、目元の負担をかけすぎないようにして、「まつ毛ダニ」を寄せ付けない、涼やかな目元でいられるようにしていきましょう!!
「まつ毛ダニ」のまとめ
★「まつ毛ダニ」は5人に一人が持っているといわれ、ありふれた存在。
★「まつ毛ダニ」が現代病として取り上げられるようになったのは、目元パッチリの効果のため、まつエクやアイメイクが流行り、目元の洗浄が不十分なケースが増えたため。
★眼科で早期に対処すると、治療は容易。
★自宅でケアする場合は「アイシャンプー」で洗浄することで効果がみこまれる。
いつまでも綺麗な目元とまつ毛でいたいですね!